新幹線に初めて子供と母一人で乗る時は、ドキドキしますよね。そういった方が、このページをみてくれているのでしょう。私は、子供が生後半年ぐらいの時から8歳になった現在まで、99%ぐらい大人一人で子連れで新幹線に乗っています。名古屋を拠点に新大阪までの50分や、東京までの1時間40分ですが、意識していることをまとめていきます。
新幹線 子供と乗る時は自由席が良い!?
子供といると、どうしても座りたい!という想いから、指定席を予約する人が多い気がします。これは、親の性格にもよりますが、私は自由席をずっと利用しています。理由は2つ。
- 絶対に駅につかなくてはいけない時間が決まっていない気楽さ。
- 乗車したら、一人ずつ座れること。
この理由から、私は自由席を選んでいます。子連れで準備をしていると、思う通りに用意ができなかったりしますね。私は、そこで焦ってしまって、余計にバタバタしてしまいがちです。自由席で行こうと決めていれば、だいたいの目安を自分で決めていればOKでなので数分の遅れには動じません。
次に、小学生未満は切符を買わずに乗車ができますが、指定席を取るとなると、大人料金の約半額の支払いが必要になります。自由席であればこの支払いなしで、席に座ることもできるのです。席に余裕があれば…というのを前提にし、混み合っている時期には膝の上に座らせる等、気遣いは必須です。我が家は、今は3人で乗るのですが、空いている時間や時期は3人並びの席に座りますが、混み合っている時は、二人がけの席に3人で座ってきています。
「私は子供を連れて大変なんだから、座って当たり前!!」という横柄な態度はとらず、謙虚な気持ちでいることが大事です。
新幹線の中で子供とすること
もちろんですが…静かにすること、です。
静かにできる、子供の好きなこと、集中できることっをするのが1番ですよね。今の我が家の場合は、上の子はSwitch、下の子はiPadで動画をみています。ヘッドフォンが二人とも苦手なので、「音量はゼロで」を約束して、映像の動きをみている感じです。他には…
- 100均で売っているようなシールブック
- お絵かき
- おりがみ
- 本を読む
- ポータブルDVD
- トランプ
などでしょうか。とにかく、静かにできて、集中できるような自分の子供にハマることがあればそれが良いと思います。
- おやつタイム
- 寝る
あとは、この2つができれば最高です。移動の距離時間にもよりますが、名古屋⇔東京間だと、おやつと寝る時間が入れば、残りはあっという間です。1時間未満の距離だと足りないぐらいなのです。お昼寝をする世代のお子様であれば、寝ることができる時間帯を選ぶことが1番近く感じるかもしれませんね。
赤ちゃんと新幹線に乗る時に気をつけていたこと
子供が二人になってからは上手くいかないことも多かったですが、赤ちゃん一人との乗車であれば、授乳の感覚をあわせることです。家をでるギリギリに授乳をして、目的地までもちそうであればそこを合わせていくと心に余裕が出ます。それでも、頻繁に授乳が必要なお子さんでしたら、授乳ケープを持ち、さっとあげれるように練習しておくと良いでしょう。
あとは、泣き声が大きい場合には、デッキにいって立っている時間も多くなるので、
- 貴重品を小さなポーチに入れ、それだけを持って動けるようにしておくこと。
- 楽な足元にしておくこと。
- ベビーカー移動でも、抱っこ紐を装着しておくこと。
このあたりを意識しておくと良いかと思います。子どもが二人になってから、子どもの年齢にもよりますが、一人で待っていられる子は席にて好きなことをやってもらって待たせておくのも良いので、そこが見えるようにデッキに近い席を選んで座っておけると最高です。
新幹線を降りる前には必ずトイレに!
新幹線の中でトイレ??
と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、大人一人で子どもを連れて動くのはなかなか大変です。なので、閉鎖的な空間である新幹線の中で、トイレにも行ってしまうのです。これは子どもだけでなく、親も済ませておいた方が気持ちが楽になります。
新幹線をおりたあとにトイレを探すとなると、端から端までの移動が必要になったり、行列ができていて待たなくては行けない等、大変なことが出てきます。大人が二人以上入れば臨機応変に対応できることですが、大人一人の場合には、先手で動くことが良いのでトイレは新幹線の中がおすすめなのです。
新幹線から子供と降りる時にあると嬉しいお迎え
新幹線からおりて、在来線に乗り換えて…とまだ動く方が多いと思います。そんな時に、新幹線の下車する駅または、次の乗り換え等にお迎えがきてくれると、とても嬉しいですね。
私の母親も、東京駅のホームに迎えにきてくれます。今では、子どもも成長してきたのでお迎えがなかったとしても、子どもたちと動くことができるのですが、少し前まではホームに立っている母親が神様みたいにみえたりしていました。
電車内でおとなしくさせることにげっそりしていたり、ずっとデッキで子どもの泣き声が大きくならないようにスクワットをしていた時期もあります。そんな時は、ホームにいる母親をみた途端、一人で頑張ることの終わりがみえて、心からホッとしていたのを覚えています。
新幹線で起きたハプニング!
ここまであげてきたように、自分自身で気をつけていたり、意識をしたりしていても予期せぬハプニングは付き物です。1年近く前、東京から自宅へ戻る時に、新幹線が数時間止まっているという事態に遭遇してしまいました。実際、新幹線への乗車前だったので、見送りにきてくれていた親と一緒にいました。なので、出発前まではよかったのです。
ところが、安全確認ができ、動き出した新幹線は満員電車。幸せなことに我が家は座れたのですが、席が空いてなく前後に座りました。上の子が一人で座り、私の膝の上に下の子が座りでしたが、何とか立っていることからは逃れられました。夕方に2時間近く立ち往生してしまったので、新幹線に乗車してすぐにお弁当を食べました。ただ、席は前後で座っていたので、話をしたり、袋をあけてあげたり…ができない状況です。そんな時、嬉しかったのは上の子が座っていた席の隣にいたお姉さんがさっと手を貸してくれたのです。
また、私の膝の上で動きにくそうにする下の子には、隣に座った家族の元から単身赴任先へ戻るお父さんが手を貸してくれました。最初から、「誰か私のことを手伝って!!」という気持ちで乗るのではなく、自分ひとりでやるつもりで準備をしていくのですが、予期せぬトラブルの時には手を貸してもらうののも良いでしょう。そこでは、感謝の気持ちはしっかりと伝えていきましょう。
この遅延時には、前後で座っていた上の子が寝てしまい、「まもなく●●●」と社内アナウンスが流れていて起きなく、困った記憶が鮮明にあります。隣のお姉さんが何度も起こしてくれたり、隣のお父さんが荷物をホームまで運んでくれようとしてくれました。結果的には、上の子も歩かせることができたし、荷物は自分でもてたのですが、「一緒に持ってあげます」と声をかけてくれたことに、母親の心は満たされました。
新幹線に子供乗車! まとめ
非日常の行動となるので、緊張しがちですがきっと大丈夫!!
お話ができる子であれば、迷惑をかけてしまわないようにするお約束事を話し合っておくと良いでしょう。「静かに、静かに」を連呼しがちですが、一時的に仕方のないこと。ちゃんとお約束を守れて、静かにしていられたらご褒美をあげることも良いですね。一回の乗車で「もう乗らない」となららように、楽しい新幹線移動の時間を過ごせることが理想かと思います。
GW等は、乗車駅、降車駅も混雑しているので気をつけて下さい(^^)
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